アジサイ鍼灸院 | 日記 | ５月５日は端午の節句ですね。

５月に入り、過ごし易い季節になりましたね。
（今日はたまたま雨の１日ですが・・・・）

もうすぐ、５月５日の「端午の節句」ですね。
周りでは鯉幟を飾ったり、柏餅やちまきを食べて楽しむころですね。
そこで今回は「端午の節句」について豆知識を紹介します。

もともと、「端午の節句」は月の初め（端）のうま（午）の日という意味で、５月に限ったものではなかったそうです、
単に、午（ご）と五（ご）の音が同じことから五月五日が端午の節句になった言われています。

ちょうど季節の変わり目である五月には体調を崩す人が多いことから、
昔は五月の初めになると薬草であるヨモギを積んだり、
菖蒲の花を玄関に飾ることで厄除けとして行われていました。

武士の時代になると五月に咲く菖蒲の花と尚武（武をたっとぶ）という意味をかけて五月五日を
武士の出世と活躍を祝う日になったそうです。

江戸時代になると町民にも広まり、男の子の出世と成長を祝い
各家庭で鯉幟を挙げたり、兜を飾ったりするようになったのです。

それが現在でも続いているわけですね。

柏餅やちまきにヨモギを混ぜた草餅風に食べることがあります。
これもまた、お灸の原料でもあるヨモギをたべるにより病気に負けない身体になるための
昔から受け継がれてきた健康法の一つだったのですね。